前回の続きです。
では、ゲラルフをプレイしない場合を考えていきます。

まずはメリットとデメリットの整理。

メリット…相手に残りライフを錯覚させることができる
デメリット…血の座の吸血鬼の生贄対象が減る

基本的にはこの2つを天秤にかけることになります。


B-a
ゲラルフをプレイせずに戦闘に入り、ワームの到来をプレイされた場合

トロスターニの効果が誘発することで相手のライフは残り12となります。

前回と違って難しいのは、こちらの手札を晒していないことで相手がどう動くかわからない、ということです。

なので、また大まかに2パターンに分けて考えます。

①,血の座の吸血鬼を全てブロックする
②,全ての攻撃をブロックせずにスルーする(あるいはグールだけブロック)


①は、こちらの手札が灼熱の槍や血の芸術家、ゲラルフの伝書史だと読んだ場合。
②は、こちらの手札が土地あるいは現状役に立たないもの、あるいはトロスターニやワームをどうしても守りたい場合。

という感じでそれぞれどうなるかというと…


B-a-①

貴種→本体
グール→本体
血の座→トロスターニでブロック
血の座→ワームでブロック

この場合はやはりトロスターニを倒します。

トロスターニにブロックされた血の座→血の座とグールを生贄に5/5に
こちらは第二メインフェイズにゲラルフをプレイして終わりになります。


結果

相手の場…巡礼者、ワームトークン
自分の場…ゲラルフ(3/2)、貴種、血の座
相手のライフ…6

ゲラルフの不死がまだ残っているので、実質相手ライフは4。次に飛行クリーチャーが出てこなければ勝ち、という状況になります。

B-a-②

貴種→本体
グール→ワームでブロック
血の座×2→本体

血の座の効果で血の座とグールを生贄→血の座を5/5に→相手のライフが3になるのでゲラルフプレイから不死を誘発させれば勝ち

こっちの場合は次のターンに回らずに勝つことができます。


B-b

ゲラルフをプレイせずに戦闘に入り、修復の天使をプレイされた場合。


この場合はA-bと違って無理して血の座をブロックしなくても大丈夫です。
なので、やはり相手の行動を考えなければなりません。

B-b-①

貴種→天使でブロック
グール→トロスターニでブロック
血の座×2→本体

可能な限り受けるダメージを減らすブロックの仕方。

貴種がグールを生贄に破壊不能に。ゲラルフをプレイしてターン終了。

結果

相手の場…トロスターニ、巡礼者
自分の場…ゲラルフ(3/2)、貴種、血の座×2
相手のライフ…8


B-b-②

貴種→本体
グール→トロスターニでブロック
血の座→天使でブロック
血の座→本体

B-b-①での天使とグールの1:1交換を良しとしない場合。
天使とグール+血の座の1:2交換を狙います。

相手からみればまだライフに余裕があるように見えてしまいますが、この場合は

ブロックされなかった血の座→血の座とグールを生贄に5/5に→相手のライフが3になるのでゲラルフ2回誘発で勝ち

となります。


B-b-③

貴種→本体
グール→トロスターニでブロック
血の座→天使でブロック
血の座→巡礼者でブロック

ライフをできる限り守りつつ、1:2交換をしたい場合。
ただし、この場合は天使か巡礼者のどちらを残すか選ぶことはできません。

天使にブロックされた血の座で血の座とグールを生贄→天使が死亡
巡礼者にブロックされた血の座で血の座を生贄→巡礼者が死亡

ここは天使を残すとすると

結果

相手の場…トロスターニ、天使
自分の場…ゲラルフ(3/2)、貴種、血の座
相手のライフ…8

場では損をしていますが、やはりマナクリを倒せたのは大きい、という感じでしょうか。


さて、これで自分が考えられる全てのパターンが出揃ったと思います。

これ以上続けるとやっぱり長すぎるのでまた続きます。
次回でまとめをして終了!…にできたらいいなー。







おまけ

ゲラルフを出さない場合は戦墓のグールは攻撃しない方が得になります。

B-a-① グールが攻撃しなくても生贄に捧げられる
B-a-② 上に同じ
B-b-① 1点損する
B-b-② やっぱり相手のライフが尽きるorトロスターニを倒せる
B-b-③ グールが生き残る

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