昨日は遊vicの平日大会へ行ってきました。

運良く勝ち残ることができ、決勝卓で動画を撮ることに。

で、試合が終わった後に「最後のターンはどうするべきだったのか?」という話が出ました。しかし、「自分がどうしてそのような行動をしたのか?」という理由をしっかりと説明できませんでした。

じゃあこの際だからしっかりと状況を整理して、もし他にもっと良い選択肢があるなら反省しよう…というのが今回の趣旨です。もしこれを見てくれている人がいたら一緒に考えてみてはいかがでしょうか。



・前提

自分のデッキ:ラクドスゾンビ
相手のデッキ:ナヤ

自分が1勝し、サイドチェンジ後の試合。自分がダブルマリガンの後攻。

・状況

相手の手札…4枚ぐらい(ちょっと覚えてない。細部を覚えてないところは後で動画見てから修正するかも)
相手の場…土地が3枚、アヴァシンの巡礼者、セレズニアの声トロスターニ

自分の手札…ゲラルフの伝書史
自分の場…土地が4枚、戦墓のグール、血の座の吸血鬼が2枚、ファルケンラスの貴種

相手のライフ…7
自分のライフ…19

現在は自分のターンのメインフェイズ1の開始時。
お互いのパーマネントは全てアンタップ状態です。


さて、この状況で考えられる自分の行動は大まかに2つ。

A,ゲラルフをプレイしてから戦闘
B,ゲラルフをプレイせずに戦闘

はたしてどちらがより良い選択なのか?
まずは相手の行動を予想してみます。

相手は巡礼者を含めて4マナを使える状態でターンをこちらに渡してきています。
これはどういうことなのか?

a,ワームの到来を構えている
b,修復の天使を構えている

ライフが詰められているのにトロスターニの効果を使わずにターンを終わらせている、としたらだいたいこの2択であることは間違いないでしょう。
他の可能性はあったかもしれないですが、とりあえず今回は置いておきます。

では、それぞれの場合どうなるかを考えてみます。

A-a
ゲラルフをプレイしてから戦闘に入り、ワームの到来をプレイされた場合です。

この時点で相手のライフは、ゲラルフとトロスターニの誘発効果を受けて10になっています。
では全員で攻撃してみます。

ここで重要なのが
・飛行クリーチャーがいないのでファルケンラスの貴種はブロックすることができない
・ゲラルフ+生贄=2点ライフロスが見えている

ということ。つまり、相手からしたら残り4点を通してしまったら負けてしまいます。自力でサイズが大きくなることができる血の座の吸血鬼は絶対にブロックしなくてはなりません。

結果
貴種→本体
グール→本体
血の座→ワームでブロック
血の座→トロスターニでブロック

こうなると、こちらとしてはライフゲイン手段であるトロスターニを倒しにいきたいと考えます。トロスターニさえ倒しておけば、貴種で攻撃し続けることで勝ちを狙えるからです。

トロスターニにブロックされた血の座→血の座とゲラルフを生贄に5/5に→ゲラルフ誘発で相手のライフが8に

結果
相手の場…巡礼者、ワームトークン←こいつ忘れてたので追記
自分の場…ゲラルフ(4/3)、貴種、グール、血の座
相手のライフ…2

この状況になったらほぼ勝ちでしょう。では次です。


A-b
ゲラルフをプレイしてから戦闘に入り、修復の天使をプレイされた場合。

修復の天使で巡礼者をブリンクするとして、トロスターニの効果が2回誘発するので、やっぱりライフは10となります。

A-aと違うのは巡礼者と天使がブロックにいけること。

同じなのは、血の座の吸血鬼を1体でも通すと4体生贄で9/9+ゲラルフのライフロス2点で負けてしまうこと。やはり血の座はブロックしなくてはなりません。

貴種→本体
グール→本体 あるいはトロスターニでブロック
血の座→天使でブロック
血の座→巡礼者でブロック

一仕事終えた天使よりもトロスターニの方が重要だと思われるので、恐らくはこのようなブロックになります。

天使にブロックされた血の座→ゲラルフとグールを生贄に5/5に→ゲラルフ誘発で相手のライフが8に

こちらは攻めている側なので、マナクリは可能な限り倒しておくことにします。

巡礼者にブロックされた血の座→そのまま相打ち

結果
相手の場…トロスターニ
自分の場…ゲラルフ(4/3)、貴種、血の座
相手のライフ…4

さっきとは違いトロスターニが残りました。
しかし、代わりにマナクリを倒すことができたので、その後の展開を遅らせることができ、回復もしづらいので微有利というところでしょう。


ちょっと長すぎるので次回に続く。

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